おすすめの「えど や」5選 – Kindle本

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おすすめのKindle本「えど や」

人間萬事吹矢的 (夕陽亭文庫)

本書は、山東京伝が江戸時代の享和3年(1803年)に発表した黄表紙(大人の絵本)です。
吹矢の的とは、お客が吹矢を吹いて、矢が的に当たれば、的がひっくり返って、綱を付けてある人形が現れる仕組みになっている、からくり的です。本書では、その人形が吹矢を吹いた人の心の正体になっているという趣向です。
全体的には、特にストーリーがあるというわけでもなく、ひとつひとつの的が、当ててびっくり、という「うがち」と「洒落」を集めたものです。

矢場の女 投扇興茶屋おちせ

 一話完結の時代小説。投扇興茶屋「おちせ」のおかみ、お千世と女中頭お信は、正月七日、定廻り同心柴崎貴孝を誘って七福神めぐりに出かけた。そのとき、境内でお信にぶつかってきた子供がいた。年の頃は、六、七歳の男の子だった。
 一行が七福神めぐりを終えて「おちせ」で七草粥を楽しんでいると、岡っ引きの忠助が駈け込んで来た。子供の拐かしだという。その拐かされた子供とは、なんとお信にぶつかってきた子供で、油問屋「大和屋」のひとり息子浩吉だという。
 浩吉は、五百両の身代金と引き替えに帰ってきたように見えたが、実際には犯人の一味の女、矢場にいたお島が浩吉を返したのだった。お島は、なぜ浩吉を返したのか。
 ところが、返された浩吉が再び拐かされた。同じ子供が二度も拐かされるとは……貴孝と忠助の調べに、お島の悲しい秘密が浮かび上がってくるのだった。正月の風情のなかに、男の身勝手と女の切なさを描く。

花や散るらん

京の郊外に居を構え静かに暮らしていた雨宮蔵人と咲弥だったが、将軍綱吉の生母桂昌院の叙任のため、上京してきた吉良上野介と関わり、幕府と朝廷の暗闘に巻き込まれてしまう。そして2人は良き相棒である片腕の僧、清厳とともに江戸におもむき、赤穂・浅野家の吉良邸討ち入りを目の当たりにする事となるのだが。2人の運命は如何に……。『いのちなりけり』で歴史小説界に新たな地平を切り開いた作者が、名コンビを再び登場させた! 葉室麟の野心作。

椿の海 (双葉文庫)

江戸の初期まで、千葉の犬吠埼に近い九十九里浜のあたりに、椿の海と呼ばれる広大な湖があった。それを干拓して広大な水田にする……夢のような計画には、さまざまな事件と人間の思惑が絡み合っていく。伝説の湖は、いかにして人の手で変わっていったのか。書き下ろし長編時代小説。

シーボルトの駱駝 (双葉文庫)

旅芸人の一座に拾われた、天涯孤独な娘・さわ。その一座が長崎で手に入れたのが、徳川家に献上されるために、シーボルト来日2年前に日本に連れてこられた駱駝だった。興行で背に乗ることになったさわだが、波瀾に満ちた旅興行はやがて、国を揺るがす事件に結びついていく。書き下ろし長編時代小説。