おすすめの「希望 の」5選 – Kindle本

Amazonで買える、おすすめのKindle本「希望 の」を紹介します。
詳細は商品をクリック(タッチ)!

おすすめのKindle本「希望 の」

縮充する日本 「参加」が創り出す人口減少社会の希望 (PHP新書)

人口増加と経済成長を前提としたモデルが機能しなくなった日本。人口や税収が縮小しながらも、地域の営みや住民の生活が充実したものになる仕組みを編み出さなければならない時期を我々は迎えている。さまざまな対策が議論されているが、そうした「縮小」を「縮充」へと導く唯一の解が「参加」である、と山崎氏は言う。すでに周りを見渡せば、まちづくり、政治・行政、マーケティングから芸術、福祉、教育まで、あらゆる分野で胎動する「参加」の潮流を目撃できるだろう。本書では、各分野における「参加」の潮流を丹念に辿り、かつ、そうした各分野を牽引するリーダーと山崎氏が対話を行うことで、「なぜいま参加なのか」「これから日本はどう変わっていくのか」がみごとに体系立てられ、解き明かされていく。参加なくして未来なし! コミュニティデザインの第一人者が、人口減少社会・日本に灯した新しい希望の光。

靄の嘘泣き四話 希望

04靄の嘘泣き
希望は
靄に変わる
靄は
人を苦しめる
だが
無視されると
あの手この手で
人の心を
振り回す
その一つが
嘘泣き
だが
巧妙なので
靄に振り合わされると
嘘泣きが
見破れない
騙された人は
心に手錠を掛けられたような
見苦しさを
感じてしまう
靄は
大笑い
靄は
大はしゃぎ

希望の夜、絶望の朝

SF小説『ケプラーズ5213』に登場する脇役のひとりティプトン・スティーブンスは、巨大宇宙船ティオセノス号内の生活やケプラー186fへ向かう永遠に続くとも思われる旅の不安、希望と絶望、科学や社会への強い疑問など、誰ひとり船内の人間が考えもしなかったような事柄を、大量に書き遺しました。
小説内での彼は、古びた手回し蓄音機でチタン製のレコードを鳴らしながら、ハイパースリーパーズエリアをゆっくりと歩き続けるだけの老人に過ぎませんでした。

彼の書き遺したものは後にティオセノス号の管理を司るコントロール・センターによって回収・編纂され、貴重な書物として図書室に保管されることとなりました。
(2016年、21回にわたり淡波ログにて掲載された作品『ティプトン』を大幅に加筆修正し、タイトルを改めたものです)

──────

 この船には、ティプトンという名の詩人がいた。
 いや、彼を詩人と呼ぶべきなのかどうか、判断は後の人々に任せよう。
 
 彼の死後、貴重な紙束(ノート)に書き記された言葉の断片が大量に見つかった。
 いったいどこであれだけの紙を入手したのか。今となっては知る者はいない。
 
 この作品は、記録に残る唯一の文学者であるティプトン・スティーブンスの遺した思考・思想を後の世代に伝えるため、コントロール・センターによって編纂され、永遠に《ティオセノス号船内に》保管されるものである──。

(──コントロール・センター記)
 
 
 なお、最も古い紙束の冒頭には『希望の夜、絶望の朝』と記されているが、それがこの叙事詩全体のタイトルであるとティプトンが考えていたのかは定かでない。
 断片の中から、『希望の夜』そして『絶望の朝』と題された二篇を冒頭に置くことで、形ばかり文学作品のような体裁とさせていただくことを、読者諸氏には──もし、この記録を読まれる機会があったとしたら──お許し願いたい。
 
(──訳者注)

──────

漆黒の闇と無機質な白い空間に包まれ、絶望と希望の狭間で揺れる無名の詩人が遺した三千年後のSF叙事詩を、ご堪能下さい。

──────

収録作品

希望の夜
絶望の朝
故郷ふるさと
故郷ふるさと 2
新しい知識
生命
未来、人口、嘘

銀色の音楽は

漆黒の虚空

海を知っているか
虚像
ネイチャーという夢
コントロール
ジャンプ
記憶
錯覚
貨幣なる絶対的なもの
時間、季節、空間
絵空事

希望(ホープ)第十夜

楽しく生きよう

門から入る八話 希望

八話
門から入ってくる
ノックもせずに
入ってくる
怒りが
入ってくる
憎しみが
入ってくる
恨みが
入ってくる
惨めが
入ってくる
その中で
ノックをして
入ってくる
優しさが
入ってくる
思いが入ってくる
優しさが
怒りを包んだ
優しさが
憎しみを
包んだ
すると
慈しみが
生まれた